森下典子さんと向田邦子さん
森下典子さんの文庫本を図書館で借りたのは先日ご紹介しましたが、食べ物にまつわる
短いエッセイ集なのですが、良いですね。
若い頃、その文章と才能に憧れて読み耽った向田邦子さんを彷彿させます。向田さんは猫好きでマハシャイマミオという名の猫を飼っていらっしゃったのですが、飛行機事故で亡くなった後、実妹さんが引き取られました。森下さんも 猫といっしょにいるだけで という本を書いておられます。(今、母が読んでます) そして我が家にも さくたろう がいます。
向田さんが亡くなられた時、あぁもう新しい作品を読むことはないんだ と悲しいと同時に、その後生み出されるだろう名文の数々を読み損ねた気持ちになったことを思い出しました。
私はいつの間にか向田さんの年齢をとうに追い越して生きてます。
森下さんの作品は読み始めたばかり、そしてまた向田さんの作品も読み返す楽しみができました。
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